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花咲くまにまに・藤重辰義 感想

花まにのキャラ別感想。第三弾はヤンデレ辰義です。
※ネタバレOKの方のみ続きをどうぞ。
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辰義 藤重辰義

兄である宝良を毛嫌いし、弟である燈太を溺愛する偏ったブラコン男・辰義。辰義にとって燈太以外は誰も必要じゃなく、むしろ燈太さえいればそれでいいと思っているようだった。とある一件から清次郎と宝良を憎んでいた辰義だが、憎む対象に七緒が追加されてからは憎みながらも七緒に対する愛情を捨てきれずにいたように見えた。いっそのこと全てを忘れて家族として過ごせたら楽になるのだろうが、幼い頃から憎しみの心を育ててきた辰義にとって復讐心を捨てるというのは容易いことではなかったんだろう。
仮に七緒自身も辰義から離れていこうとしていたなら、辰義もあそこまで七緒に気持ちを振り回されることなく、ただ初心通り憎しみだけを抱き続けていればよかったんだろうが、ドMかと見紛うばかりに七緒が辰義に執着してしまったが為に、辰義も七緒に対して病んだ愛情を育て上げてしまったのかもしれない。

正直なところ、まさか江戸が舞台の花まにでヤンデレ監禁ルートを拝見することになろうとは思いもよらなかった。ただ、そこまでのキャラに仕立て上げてしまったのがヒロインの行動だったのなら自業自得な気もしないでもない。
最終的には辰義の憎しみはお門違いだったことが判明するのだが、それにしてもあそこまで暴走してしまう前に周囲はなんとかできなかったのかと思ってしまう。長年一緒に暮らしていたのなら、辰義の家族に対する気持ちへ違和感を感じてもおかしくない気がするのだが。結局のところ、周囲も辰義に対して腫れ物に触るように接していた結果、生じてしまった結末に思えてならなかった。

ベストエンドでは一連の責任を取るために万珠屋から離れた場所での生活を辰義と共に一から始める、というルートだった。辰義にとっては七緒という新たな家族を得た代わりに、燈太というこれまで慈しんできた弟と離れた生活を始めることになるが、この頃の辰義にとっては七緒>燈太という気持ちになっていたように見えたので色んな意味で終わりが綺麗に収まったように感じた。ただ、万珠屋の面々も気に入っていたプレイヤーとしては皆から離れての生活というのはちょっと寂しく思えたのも本音だったりする。

ノーマルエンドでは七緒を引き連れ逃亡し、籠の鳥のように軟禁生活を強いるというエンドだった。なんというかヤンデレらしいエンドだなと思った。しかも七緒自身もそれを幸せと思ってる辺り、相当痛いラストだった。ある意味バッドエンドの一つだと思ってる。

バッドエンドでは、さすがヤンデレのやることは凄まじいなというエンドだった。というかある程度の事情を知ってる七緒ならともかく、何の事情も知らずにいた燈太にとってはいい迷惑でしかないだろう。ある日突然、優しかったはずの実の兄に殺されるなんて考えただけでやるせない気持ちになってくる。ただ、こういう人物はリアルでも存在してたりするだけに複雑な心境なんだけど。真面目で優しい人ほど狂気を孕むと恐ろしいと改めて思った。

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